事例紹介

賭博による多額の借金を大幅に減額し、生活再建に成功した事例

2017.06.29 / 事例紹介・「債務整理」

依頼主

Aさん 40代 男性 会社員

相談内容

Aさんは、学生時代から競艇が好きで、社会人となって以降も趣味程度にギャンブルを楽しんでおられました。
ところが、あるとき、たまたま相続により多額の現金を手にしたことがきっかけとなり、競艇にのめり込んでしまいます。
結果、大きな金額を賭け、負けてしまうと、その負けを取り返そうと、さらに大きなお金を賭ける・・・といった悪循環に陥ってしまいました。
Aさんは、消費者金融から借金を重ね、ついにどうにもならない状態になり、当事務所にご相談に来られました。

解決内容

Aさんは、消費者金融からの度重なる督促により精神的に追い込まれており、自殺を考えるほどの状態に陥っていました。
また、一般に、ギャンブルによる借金は、破産手続きを経ても免責されないものとされています。
そこで、弁護士は、Aさんの精神状態なども踏まえて、直ちに消費者金融各社に受任通知を送ることとし、まずは、Aさんのもとへの督促を止めることとし、ギャンブルによる借金の場合でも借金を減額できる、『民事再生手続』をすることを勧めました。

結果

弁護士が受任通知を送ると、Aさんのもとへの返済の督促が止まり、Aさんは少しずつ精神的に回復していきました。
また、民事再生手続を経ることにより、Aさんの借金は80%がカットされ、残りの20パーセントを3年間で支払っていくこととなりました。
Aさんは、二度とギャンブルに手を染めることはしないと固く誓い、現在は仕事に邁進して、減額された借金の完済に向けて頑張っておられます。

借金に関する問題は、なかなか人に相談することができず、一人で悩まれている方も多いと思います。
今、借金に苦しまれている方も、今回のケースのように、弁護士が入ることにより、生活を立て直し、再出発をすることができます。
一人で悩まず、まずは、お気軽にご相談ください。

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